サイレント期において、
ランナーとチェイサーのつながりは、
夢に出てくるというかたちで
確かめることができます。
物理的な関係が断たれ、
相手の様子を知ることさえ
ままならない日々の中で、
夢にランナーが登場したとしたら、
それだけで
何か特別な意味があるのではと
思いたくなりますよね。
単なる偶然や思い込みだという見方も
もちろんあるとは思いますが、
チェイサーの人間的成長の糧として
夢から得た情報を活かせるのであれば、
ランナーが夢に出ることを
魂からのサインだという風に
スピリチュアルベースで解釈することも、
あながち悪いことではないように思います。
次に自分が取り組むべきことは何か。
そのためのヒントを得るために、
夢をただの願望や妄想ではなく、
あなたとツインレイをつなぐ
“内なる声”のひとつとして
紐解いてみましょう。

もともと夢は、
潜在意識や高次の自己が語りかける
“心の鏡”のようなものと、
考えられてきました。
そこからさまざまな意味を
読み取ることができるとしたら、
どうでしょうか。
°˖✧◝内面の映し鏡◜✧˖°
夢の中のランナーの姿は、
実はチェイサー自身の心を映している。
苦しそうな様子であれば、
あなた自身が抱える不安の表れかも。
°˖✧◝課題の提示◜✧˖°
夢の雰囲気が重く、
不安や恐れを感じるなら、
それはまだ手放せていない執着を示している。
反対に、穏やかで安心感のある夢なら、
順調に自己統合に向かっているサイン。
°˖✧◝魂の統合の予兆◜✧˖°
夢の中でランナーと心を通わせ、
安らぎを感じられたなら、
それは再会や調和が近づいている知らせかも。
✼✼✼
タロットカードでは、
「月」に相当するエネルギーが当てはまります。
「月」は、
内面世界や潜在意識の発露、
そして恐れや混乱を表します☾

自分の内側を見つめ、
夢や無意識からのメッセージを受け取る時に
現れやすい象徴とされています。
夢や無意識の世界を通じて気付きを得て、
成長しようとする、
またその真っ最中にいるチェイサーに
ぴったりな1枚だと思います。
✼✼✼
もちろん、
個人個人の置かれている状況は異なりますし、
夢の中の文脈や
どの象徴を採用するかは人それぞれ。
「〇〇を見たらこういう意味」などと
一律で決めつけることはできません。
しかし、
夢を「自己成長のガイド」として
捉えてみることにより、
サイレント期を乗り越えるヒントが
また違った角度から
得られるような気がしませんか。
気になる夢を見た時、
私は次のような点に
注目した自己分析をおすすめしています。
✾夢の中での感情
夢の中で安心したのか、
不安を抱えたのか――
その感情は、
現実であなたが向き合うべきテーマを示しています。
✾相手の行動
たとえば「何か」をしている動作や、
具体的な活動・行動などが印象に残っている場合、
その行動は、
あなたの次のステップを暗示していることがあります。
✾夢の結末
もし夢の終わりが
希望に満ちたものだったなら、
それは魂が変化へと進んでいる証かも知れません。
私はかつて、
「いつも2番手という悲しさ」や
「自分のポジションを取られる恐怖」の
解放や癒しがどれくらい進んでいるかが
夢によって炙り出されることが
多かったように思います。
(顕在意識ではもう大丈夫だと思っても、
心の奥底のほうにまだまだ残っているのを
これでもかと見せつけられます)
✼✼✼
夢は、あなたの”内なる声”を
リアルな体感を通して気付かせようとする
メッセージのようなもの。
特にサイレント期に見る夢は、
あなたの魂が「次に何を必要としているのか」を
教えてくれているのかも知れません。
多くのチェイサーにとって
現実世界での自立や
人間的な成長を遂げることが重要だというのは
知識としては理解していても、
実際にそれを実現させることは、
雲をつかむような話だと
途方に暮れる人も少なくないのではないでしょうか。
そんな時、
夢すらも手がかりにして
自分自身を見つめ直し、
チェイサーとしての成長課題やその進捗状況を
把握しようと試みる。
そういう涙ぐましい取り組みの積み重ねもまた、
本来の魂に立ち返るための重要なステップだと
言えるのではないでしょうか。
