今日の1枚を引きました。

ワンドのキング
ツインレイの取り組みの中で
重要視されていることの1つが
自己の男性性と女性性の統合です。
おとぎ話のお姫様のように
相手(白馬の王子様)に幸せにしてもらいたい
という願いを持つことは
悪い事ではありませんが、
それは結局のところ、
相手への依存心であり、
自分の幸せを他人の手に委ねていることに
他ならず、
手に入れたと思った次の瞬間、
それを失う恐れに心が支配され、
安寧とは遠ざかってしまいます。
それは「幸せ」と言えるでしょうか?
相手が近くにいようといまいと、
相手がどのような状態であろうと、
私は私として
”ただ在る”ことを体現していく。
そんな
自分の人生に
自分が責任を持つという姿勢こそが
どんな状況に置かれても
心が満たされた状態でいられる
最低条件なのかも知れません。
✼✼✼
チェイサーにとってサイレント期は、
相手の行動や態度に振り回されない
確固たる自己を確立していく時期。
相手からの愛情を感じ取れず
不安に襲われるだけでなく、
依存や執着という
女性性の負の側面の苦しさを
これでもかというほど味わいます。
そして、
これ以上ない苦しみと
絶望の底の底まで沈み込んだ時、
そこで初めて、
自分の軸を保つことの大切さを
実感として持ち始めます。
ある意味、
そこまで苦しんで苦しんで
苦しみ抜いたからこそ、
このままではいけない、と
立ち上がる覚悟が決まるのだと思います。

そのような時、
ワンドのキングは、
成熟した男性的なエネルギーを磨いていくことが、
チェイサーの成長にとって欠かせないのだと
教えてくれています。
成熟した男性的なエネルギーとは、
行動力やリーダーシップのことを言います。
自分の内面を耕すことに意識を向け、
人生(魂)の運びを
自らの手でリードしていくのです。
それはまた、
ランナーとの関係性や
感情の波の揺さぶりをものともせず
自らの光を放ち続ける存在であろうとすること
であったり、
感情を爆発させるのではなく
静かに、でも確かに
燃える火として抱き続けること
であったり、
自分の存在価値や存在意義を
外側から得る承認で確かめるのではなく、
自らの内側から築いていく作業
であったりもします。
そして、
そういう自然体で光を放つ人こそが、
誰にとっても安心や安全を感じさせ、
やがては
再びランナーを受け入れる
大いなる器となっていくのです。
